公開日: 2026.04.03
外国人スタッフの受け入れで現場に活気!同性介助の負担も軽減し、共に成長する職場づくり|特定技能受入法人インタビュー(富士山荘様)
事例概要
| 企業・団体名 | 社会福祉法人永寿会 富士山荘 |
|---|---|
| 業種 / 分野 | 介護 |
| ビザ種別 | 特定技能1号 |
| 企業URL | https://www.eiju.or.jp/ |
| 説明 | 1980年設立の歴史ある「特別養護老人ホーム 富士山荘」様は、2020年にインドネシアから技能実習生を受け入れたことを皮切りに、現在はその経験を糧として特定技能スタッフの導入へと歩みを進められています。当初は言語や文化の違いに不安を抱えていたとのことですが、外国人材の献身的で真面目な態度により、今では施設全体でウェルカムムードに。特定技能制度への対応も行い、入職わずか4ヶ月で夜勤をこなす特定技能外国人材スタッフの目覚ましい成長に驚かれたとのこと。支援機関の徹底した日本語学習支援の支えを受けながら、現在は国籍の枠を超えて一人の「人」として共にケアを創り上げる理想的な共生を実現されています。 |
今回は、特定技能外国人材(介護スタッフ)の受入機関にて、リーダーの役職を務めている伊東様に、「特定技能外国人材スタッフと働くこと」についてお話を伺いました!
外国人材を受け入れたときの印象は?
伊東リーダー
技能実習生の皆さんといっしょに働いていたことはあるのですが、特定技能となると今回が初めてでした。はじめから日本語が、ひらがな・カタカナ、あとは簡単な漢字まで読める状態で入職されてくるので、コミュニケーションの点では驚くほどスムーズでした。
ただし、介護の仕事はひとつのコミュニケーションエラーが大切な人命に関わることもあるため、気を抜くことはできません。日常会話はともかくとして、私たちの言葉がちゃんと伝わるのか、覚えようとしてくださるのか。この点に不安は少しありました。
実際に受け入れた後、印象は変わりましたか?
伊東リーダー
不安は払拭されました。本人の勉強への気持ち、仕事への取り組み方など見ていると、熱意が伝わってきましたから。わからないことは先輩スタッフにも聞いたりしてくれていて、学ぼうという意欲の高さを感じます。利用者の方ともお話ができるようになってきたり、最近ではスタッフみんなで、年末のお祝いの席を囲んだり。自然と距離が近くなってきているのを感じます。
日本語能力に関して言えば、どんどん上達してきていますよ。引継書や日報などは、はじめは私たちスタッフが「こう書いて」って示す事が多かったんですが、今では本人たちが、自分自身でタイピングをしてしっかり入力してくれています。日本語表現に関する指摘もずいぶん減りましたね。
外国籍の方で、男性の受け入れははじめてだったとか?
伊東リーダー
そうですね、はじめてでした。その点でも、助かるなと感じることもありますよ。男性ならでは、女性ならでは、というのは時代錯誤ではあるかもしれませんが、同性として接しやすいというのはもちろんありますし、介助に際して必要な腕力もすでにしっかり備えてくれているので、自分がサポート側にまわる機会も増えました。
仕事を教える際に苦戦、または工夫したことは?
伊東リーダー
遠慮がちな部分もあるので、完全にわかりきっていないことも「わかりました」と返答してしまうケースが、最初の頃は多かったです。表情を見たり、小さな確認の質問をとったりしながら、理解度にあわせて指導を心がけてきました。
動画を撮ってやさしい日本語で補足したり、時には通訳機能を使ったり。絶対に理解させなければいけない部分は、重点的に、気を抜かずに取り組んできたつもりです。
今では日本・国外、垣根を超えて、スタッフ間の交流が増えています。私は今は、温かく彼らを見守ることにしています。